【パリマダム】ネイビー&ブラックはこう着る!センスのいい着こなし
ブラックやネイビーの落ち着いたベースカラーにきれい色をプラス、というトーンオントーンで魅せるマダムが多かった初夏のパリ。小物や色合わせの妙で、さわやかに楽しむフレンチシックをチェック。 パリ・ミラノのおしゃれマダム「夏のおしゃれ」スナップ
ベネディクト(美術史家)
molliの愛らしいひよこ色のトップスをマスキュリンなサンローランのパンツにイン。エルメスのスカーフも同系色で合わせ、パールを重ねづけ。グッチのベルトやセリーヌのバッグなど、ひとつひとつ個性のあるアイテムをちりばめながら、きちんと感のあるコンパクトなスタイルに仕上げた。
アメリー(モード関係)
細かいストライプが入ったメンズライクなブルーのシャツを片方だけインして、今っぽく、カジュアルにスタイリング。サカイのワイドパンツにマルニのボアサンダル、シルバーカラーのダウンヘアも相まって、パリマダムらしいリラクシングな仕上がりが素敵。
ソフィー(会社員)
シルエットが美しいフレアデニムスカートは、クローズドで購入。トップスには、ネイビーと相性のいいパープルを合わせ、足もとはビルケンシュトックのサンダルで抜け感を。まとめたヘアやメガネ、自身のたたずまいが、何げないムードのおしゃれを後押ししている。
フランソワーズ(ソーシャルワーカー)
高身長にグレーのショートヘアがシンプルなブラックコーディネートを引き立てていたマダム。カラフルなバッグがさし色に。ベージュのベルトでウエストにポイントを置き、スニーカーと色をリンク。ラウンドグラスと丸いイヤリングでアクセサリーにも統一感、とさりげない計算が随所に。 撮影/Mari Shimmura(Paris) Shiro Muramatsu(Paris) 取材・原文/Shoko Sakai(Paris) ※エクラ2024年9月号掲載