「今という時間がいかに尊いものなのか」 「バズ・ライトイヤー」が伝えたい“今を生きる”メッセージ 監督&プロデューサーインタビュー
バズ・ライトイヤーの原点を描くディズニー&ピクサー最新作「バズ・ライトイヤー」が7月1日に公開されました。 ディズニー&ピクサーとしては「2分の1の魔法」(2020年日本公開)以来、2年ぶりの劇場公開となる「バズ・ライトイヤー」。「トイ・ストーリー」シリーズで描かれてきたおもちゃとしてのバズではなく、本物の“スペース・レンジャー”として活躍するバズ・ライトイヤーが同作の主人公です。 長年、多くの人に親しまれてきたバズの映画らしく、SFやアクションの要素をふんだんに盛り込みつつ、困難に直面する“人間のバズ”として成長する新しい発見も用意している同作。バズの頼れる親友・アリーシャやウッディよろしく相棒となる猫型の友達ロボット・ソックスや、新たな仲間・イジーなど個性豊かなキャラクターが周りを固めます。 米国では、6月17日からすでに上映しており、公開週末興行収入は5100万ドル(約69億円)で、「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」に迫るスタートダッシュを切っています。 日本でも、6月17日、6月24日の2週にわたって「トイ・ストーリー3」「トイ・ストーリー4」が金曜ロードショーで放送され、劇場公開へ向け盛り上がりが加速。一方、作中に含まれている同性カップルの描写を巡り、中東とアジアの14カ国が上映を許可しなかった報道がされると、多くの人が議論を交わすなど、多方面から注目を集めている作品でもあります。 そんな同作の日本公開を目前に、これまで「トイ・ストーリー」シリーズに携わり、ピクサー入社当時からバズ誕生の物語へ思いをはせていたという監督のアンガス・マクレーンと、プロデューサーのギャリン・サスマンにインタビューを実施。一足先に公開された米国での反響についてや「サブキャラクターを主人公にする作業は挑戦だった」と語る、バズというキャラクターの描き方などについて話を聞きました。