ソフトバンクのリチャードが2度目の交渉で現状維持の推定1000万円でサイン 巨体から覚悟を前面に出す
ソフトバンクのリチャード内野手(25)が6日、みずほペイペイドームで2度目の交渉に挑み、推定1000万円でサインをした。 「はい、しました。現状維持で、はい。1年に1回くらいしか(球団フロント)と話さないので。この1年の思いだったり、どんな気持ちでプレーしたかを話した。話せたことは良かった。今後のリチャードにとってはいい会話ができたと思います」 自らを落ち着かせたいのか、興奮のあまり、自らをリチャードと呼んだ。11月22日の1度目の球団提示を保留。チーム初の保留者となった。「1回目の交渉は後ろの方もいて、時間が足りずに保留。今度は全部いい感じで話せた。納得できた。覚悟をもってサインできました」と笑った。 ウエスタン・リーグでは、5年連続の本塁打王。ただ1軍では、くすぶり続けている。「2軍で打てても、1軍では打てない。来年こそ、覚悟をもってすべてをぶつけたい」。前向きに覚悟を前面に出していた。