リオが運営引き継ぎ 香林坊東急スクエア 営業は継続
金沢市中心部にある商業施設「香林坊東急スクエア」の売却手続きが29日完了し、所有権が東急(東京)からリオ・ホールディングス(HD、東京)に移った。今後は傘下のリオ・モールマネジメントが商業棟の運営を担う。同社によると、営業は継続するが、名称を変更する方針だ。 「東急スクエア」は、東急モールズデベロップメント(東京)が展開する商業施設ブランドで、香林坊は首都圏以外では唯一の運営施設。近年は他の商業施設との競争の激化などで売り上げが落ち込み、リオへの売却に至った。 ホテル部分は引き続き東急が運営する。リオの担当者は「東急と協力しながら、しっかりと経営していきたい」と話した。