新潟放送

新潟県内では、明日12月1日にかけて雷を伴って断続的に雨が降り、大雨となる所がある見込みです。新潟地方気象台は、中越では30日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒し、新潟県内は12月1日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒するよう呼び掛けています。 【画像】5日（木）午後3時までの雨と雪のシミュレーション（3時間ごと） 気象台によりますと、引き続き北陸地方の上空に寒気が流れ込み、大気の状態が非 常に不安定となる見込みで、新潟県内では12月1日にかけて雷を伴って断続的に雨が降り、大雨となる所がある見込みです。 雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合は、現在発表していない地域にも大雨警報を発表する可能性があるとしているほか、これまでの雨や今年1月の能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるということです。 気象台は、中越では30日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒するよう呼び掛けています。また県内では12月1日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒が必要です。 30日夜遅くにかけては、落雷や竜巻などの激しい突風に注意し、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めるほか、ひょうが降るおそれもありますので、農作物等の管理にも注意してほしいとしています。 ■雨の実況 ▼降り始め（26日午後3時）から30日午前11時までの降水量（アメダスによる 速報値） 　村上市高根　　220.0ミリ 　村上市三面　　175.5ミリ 　関川村下関　　166.5ミリ 　胎内市中条　　159.5ミリ 　新発田市赤谷　150.0ミリ 　新潟市巻　　　148.0ミリ 　柏崎　　　　　139.5ミリ 　加茂市宮寄上　129.5ミリ ■雨の予想 ▼12月1日正午までに予想される24時間降水量（多い所） 　下越　50ミリ 　中越　60ミリ 　上越　80ミリ 　佐渡　15ミリ