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60歳以上の高齢者の4割以上が新型コロナの流行で「死について考えた」

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@DIME

新型コロナウイルスは高齢者や基礎疾患のある人ほど重症化するリスクが高いと言われている。また、高齢の有名人が実際に新型コロナにより亡くなったというニュースも聞かれており、不安な思いで日々過ごしている同世代は多いに違いない。 そんな、高齢者の新型コロナウイルスによる心の変化を探る意識調査がこのほど、株式会社Good Serviceにより行われたので、その結果を紹介していきたい。 ※イメージやグラフなどの画像が削除されていない元記事は「@DIME」にてご覧になれます。 なお本調査は、緊急事態宣言解除後の6月1日に、全国60歳以上の男女1,179人を対象に実施された。 自粛期間中にやっていたこと、高齢者の48.9%が「テレビ鑑賞や読書」と回答 はじめに、「緊急事態宣言の発令中は何をしていましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、「テレビ鑑賞や読書(48.9%)」と回答した人が最も多く、次いで「軽い運動(散歩など)(17.9%)」「趣味を楽しんでいた(17.3%)」「室内ででできる運動(5.3%)」「子どもや孫とテレビ電話(0.9%)」となった。 次に、「緊急事態宣言の発令中はどのようなことに気を付けていましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、「不要不急の外出を控えること(54.4%)」と回答した人が最も多く、以降、「3密(密閉・密集・密接)を避けること(27.1%)」「体がなまらない様に適度に運動すること(8.7%)」「免疫力が低下しない様にバランスの良い食事(6.8%)」「電話などでコミュニケーションをとること(1.5%)」となった。 高齢者の感染は、重症化してしまうリスクがある。なるべく、感染しないように、かつ体を動かすことも意識している人が多いようだ。 続いて、「家族と連絡を取っていましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、「一緒に暮らしているので常に取っていた(58.8%)」と回答した人が最も多く、次いで「メールやLINEなどで連絡を取っていた(19.1%)」「定期的に電話やテレビ電話で連絡を取っていた(8.1%)」「あまり取っていなかった(7.5%)」「全く取っていなかった(4.7%)」となった。 「現在は家族と会ったり、友人と交流したりしていますか?」と尋ねる調査が行われたところ、「早く会いたいが感染が怖いため、自粛している(50.6%)」と回答した人が最も多く、次いで「3密を避けながら頻繁に会っている(24.0%)」「感染が怖いため、数回しか会っていない(19.3%)」となった。 家族と暮らしている高齢者が多い一方で、メールやテレビ電話でのやりとりもせず、全く連絡を取っていなかったという方もいることがわかった。 新型コロナウイルスで高齢者が恐れていることは 「新型コロナウイルスに関して“怖い“と感じたことは何ですか?(複数回答可)」と尋ねる調査が行われたところ、「感染したら周りに迷惑をかけてしまうこと(68.0%)」と回答した人が最も多く、次いで「高齢者の重症化率が高いこと(59.8%)」「高齢者致死率が高いこと(55.2%)」となった。 ■“怖い“と感じたことを具体的に教えてください ・罹患した場合、症状が急激に悪化するケースがある(60代/女性/東京都) ・年齢的には重篤になることは覚悟していたし、延命治療は望まない旨の遺言書を作成した(60代/男性/兵庫県) ・同じくらいの年齢の芸能人が何人か重症化し死んでいること(60代/男性/福岡県) ・有名人も関係なく誰にも看取られず骨となって帰宅すること(60代/男性/宮城県) ・持病持ちのため、コロナがうつるのがとても怖かった(60代/男性/滋賀県) 同世代の有名人が、新型コロナウイルスの感染により亡くなってしまったということもあり、より“死“を身近に感じることが増えたのかもしれない。 コロナによる死、4割以上の高齢者が「考えた」 先ほどの調査で、高齢者が新型コロナウイルス感染拡大で何に恐怖を感じているかがわかったが、実際に万が一のことを考えた方はどのくらいいるのだろうか? 「新型コロナウイルスの流行で“死“について考えましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、4割以上の高齢者が「考えた(45.4%)」と回答した。 また、「“死“について考えたことや不安を誰かに相談していましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、「誰にも相談できなかった(49.4%)」と回答した人が最も多く、以降、「パートナーに相談していた(35.2%)」「子どもに相談していた(7.5%)」「友人に相談していた(6.0%)」「医師に相談していた(1.9%)」となった。 さらに、「もし自分が亡くなってしまうことについて、身内に対してどんな気持ちがありますか?」と尋ねる調査が行われたところ、「迷惑をかけたくない(66.5%)」と回答した人が最も多く、以降「貴重品の整理をしておかないといけない(13.1%)」「契約などの整理をしておかないといけない(11.7%)」「財産分与について話し合わないといけない(4.5%)」となった。 では、今回の新型コロナウイルスの流行で、どのくらいの高齢者が“生前整理“について考えるようになったのだろうか? 「新型コロナウイルスの流行で“生前整理“を意識するようになりましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、4割以上の高齢者が『「はい(41.6%)」と回答した。 「万が一のために……」と意識し始めた方が多いのかもしれない。実際に、亡くなった後に遺品の整理で困ってしまうのは残された遺族なので、子どもから提案してみるのも良いだろう。 <調査概要:「新型コロナウイルスと心の変化」に関する調査> 【調査日】2020年6月1日(月) 【調査方法】インターネット調査 【調査人数】1,179人 【調査対象】全国60歳以上の男女 【モニター提供元】ゼネラルリサーチ 出典元:株式会社GoodService 構成/こじへい

@DIME

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