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2020年お盆の高速渋滞が激減!コロナ自粛の影響で6割以上減。

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高速道路各社は、2020年のお盆期間における高速道路の交通状況を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響を受け、交通量は前年比67%と減少した。また、10km以上の渋滞は6割減となり、そのうち約8割は首都圏を中心とした区間で発生した。 【図表】2020年お盆の高速道路の交通量を詳しく解説!

お盆期間の高速道路渋滞は6割以上減少

 高速道路各社(NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速)は、2020年のお盆期間(8月7~16日)における高速道路の交通状況を発表した。全国の高速道路の主な区間における交通量と混雑状況を見てみよう。 【混雑状況(渋滞回数)】 10km以上の渋滞回数 149回(前年比34%) 30km以上の渋滞回数 6回(前年比15%) ※10km以上の渋滞回数は、30以上の渋滞回数を含む。 【交通量】 平均交通量 32,000台/日(前年比67%) 最大交通量 36,800台/日(前年比66%)  全国の高速道路の主要区間における10km以上の渋滞回数は149回で、昨年の436回と比較すると約6割も減少。30km以上の渋滞回数も6回と少なく、前年から8割を超える大幅減となった。ちなみに、1日あたりの平均交通量は32,000台(前年比67%)。前年の48,000台と比較すると1日あたり1万6000台も減少した。 【10km以上の渋滞の発生地域】 ・首都圏 83% ・近畿圏 17%  また、10km以上の渋滞が発生した場所を地域別にみると、首都圏と近畿圏のみであり、それ以外の地域では10km以上の渋滞が発生していないこともわかった。これは新型コロナウイルス感染症の拡大防止策として、お盆期間の旅行や帰省の自粛をする人が多かったことが影響していると予想できる。

中央道・日野バス停付近で42.3kmの渋滞

 次に、お盆期間中に高速道路で発生した渋滞の中で、特に渋滞延長が長かった区間をみてみよう。 2020年お盆期間中の地域別渋滞ワースト1(10km以上) ※路線名、渋滞発生箇所、日時、渋滞延長、発生原因の順に記載した。 【NEXCO東日本】 ・E17 関越道(下)東松山IC付近 8月13日11時10分頃 31.2km 交通集中および事故 ・E17 関越道(上)川越IC付近 8月14日18時50分頃 35.8km 交通集中および事故 【NEXCO中日本】 ・E20 中央道(下)日野バス停付近 8月15日11時15分頃 24.8km 交通集中および事故 ・E20 中央道(上)日野バス停付近 8月16日18時25分頃 43.3km 交通集中および故障車 【NEXCO西日本およびJB本四高速】 ・E42 湯浅御坊道路(下)川辺第1トンネル付近 8月9日10時55分 22.9km 交通集中および事故 ・E42 湯浅御坊道路(上)有田南IC付近 8月16日19時5分 22.9km 交通集中  お盆期間中において最も渋滞延長が長かったのは、E20 中央道(上)日野バス停付近で43.3kmの渋滞延長となった。2020年のお盆期間において渋滞延長が40kmを超えたのは、この1箇所のみである。また、NEXCO西日本管内では例年、E1 名神高速(下)旧山科バス停付近やE2 山陽道(上)笠井山トンネル付近などにおいて30km以上の渋滞が発生しているが、今年は渋滞延長が短くなった。そのため、お盆期間に西日本で最も混雑した高速道路は、E24 湯浅御坊道路となった。  このように2020年のお盆期間における主要高速道路での渋滞が新型コロナウイルスの影響で大幅に減少したことがわかった。高速道路会社によると、2005年の日本道路公団民営化以降のお盆期間において、最低の交通量および渋滞回数だという。一方、移動のニーズが変化しており、感染症対策のためにマイカー購入を視野に入れるユーザーが増加したといわれている。そういったユーザーが高速道路を利用するようになれば、これまでよりも交通量が増えることもあり得る。年末の高速道路渋滞がどうなるのか気になるところだ。

文・大槻 祐士

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