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不要マスクを福祉施設に 県内の団体、回収呼び掛け・橋渡し

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北日本新聞

 政府が全世帯への配布を決めた布製マスクの配達が進められる中、県内で「使わないなら福祉施設に贈ろう」と寄付を募る動きが出ている。マスク不足が解消されつつある一方、まだまだマスクの備蓄を必要とする福祉施設もあることから、県内のボーイスカウトやNPO法人が布製マスクの有効活用を呼び掛けている。 (橋本京佳)  布製マスクは安倍晋三首相が主導する新型コロナウイルス感染防止策の一つで、県内では5月23日に配布が始まった。費用対効果の低さなどが指摘され「アベノマスク」ともやゆされている。評判がいまいちなことやマスク不足の解消を背景に「布製マスクはいらない」という声も出ているが、政府は各家庭での保管を呼び掛けている。一方で厚生労働省は、不要な場合は必要とする人への譲渡なども検討してほしいとしている。  全国各地のボランティア団体や社会福祉協議会などがマスクを回収し、寄付する活動を進めている。県内でも「マスク不足が深刻な頃は本当に困った。少しでも多く用意しておきたい」という福祉施設などの声を受け、不要なマスクの回収に乗り出す団体が出てきた。

 ボーイスカウト富山17団ベンチャースカウト隊(田中景子隊長)は、富山市総曲輪の本願寺富山別院のスカウトハウス入口にマスク投入箱を設置。22日まで未開封のマスクを回収する。田中隊長は「マスクを捨てたり、たんすの中で眠らせたりするなら、必要な人の手に渡るよう有効活用を検討してほしい」と呼び掛ける。  竹林整備などに取り組んでいるNPO法人「バンブー・セーブ・ジ・アース」は、「マスクバンク」と名付けて同市八ケ山の事務所で未開封の布製マスクだけでなく使い捨てマスクも集めている。  郵送が中心だが、事務所入口には受付箱を置いて持ち込みにも対応している。期限は設けておらず、酒井隆幸副代表は「皆さんの支援で新型コロナ感染拡大防止の一翼を担いたい」としている。送り先は同事務所、〒930-0112、富山市八ケ山145。

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