少年男子・小谷(山形中央高)500と1000制す Sスケート・国スポ県予選
スピードスケートの第79回国民スポーツ大会冬季大会、第74回全国高校選手権(インターハイ)、第45回全国中学校大会の県予選・選考会と県大会は7日、山形市総合スポーツセンタースケート場で各種目を行った。少年男子は500メートルと1000メートルで小谷瞭太朗(山形中央高)が優勝した。少年女子は同種目で石岡文那(同)が出場した。 中学男子は佐藤寿斗(山形スケートスポ少)が500メートルと1000メートルで1位となり、1500メートルは丹治尊(同)が優勝した。 自身と向き合い、石岡(山形中央高)滑走 ○…少年女子は500、1000メートルともに石岡文那(山形中央高)のみがエントリーした。自身と向き合う滑走に「コーナーで上体が浮いてしまい、反省点はたくさんある」。昨年の全国高校選手権500メートルで5位に入った2年生は、43秒台では納得できない。「39秒台に挑戦したい」と自らに言い聞かせた。
得意な短距離だけでなく、1000メートルで終盤のスピードを保つため筋持久力を付けようと、夏場に地道なトレーニングを重ねた。500メートルの成果として、今季初レースとなった10月の全日本距離別選手権で40秒85の自己ベストをマークした。「いいスタートは切れた。インターハイや国スポでも結果を残したい」と今後を見据えた。