髪のプロいわく見た目年齢は「後頭部」で決まる。若々しさに直結する後頭部のボリュームアップテクニックを紹介!
アフターコロナで外出する機会が増えたけれども、「なんだか最近やつれて見える」「以前より老けて見える」など、見た目年齢で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。「40代以降の見た目年齢は、髪で決まると言っても過言ではありません」と語るのは、ヘアライター佐藤友美(さとゆみ)さん。今回はヘアスタイリストの八木花子さんと共に、誰でも若見えする髪の法則をご紹介します。さとゆみさん「大人の年齢は後頭部で決まる」だそうで――。 【ここがポイント】トップの髪にマジックカーラーをあてて… * * * * * * * ◆とりあえず全部「後頭部」 女性の政治家、経営者、テレビキャスターなどの髪型に注目してみましょう。 後頭部にこんもりボリュームがある人が多いと思います。 たとえば、滝川クリステルさんがニュース番組のキャスターをしていた時代。 番組では、「クリステル角度」と呼ばれる、ナナメ45度のカメラアングルがあったそうです。 この角度が、クリステルさんの後頭部のボリュームを際立たせ、知的美人のイメージを爆上げするのに一役買っていました。 後頭部のボリュームがある人は、知的に見えます。 後頭部がふっくらとしていると、若々しく見えます。 後頭部の高さは、色気につながります。 つまり、後頭部がキマっていると、だいたいキマって見えるのです。
◆後頭部に命を懸けた方がいい理由 【BEFORE】 後頭部がぺたんとしていると、頭の形がよく見えないだけでなく、髪のボリュームも少なく見えてしまうので、いろいろと損! 【AFTER】 後頭部にふっくらボリュームが出ると、一気に若々しい印象に。 骨格もきれいに見えるから、「生まれつき美人」に見えます。
◆ボリュームを出すテクはいろいろ 後頭部のボリュームの出し方は、いくつかあります。 簡単なのは、マジックカーラーを使う方法。 メイクを仕上げている間に、マジックカーラーで後頭部を巻いておき、ドライヤーの温風→冷風を使えばばっちりです。 トップの髪をひと束取ってマジックカーラーを後ろからあてます。ポイントはマジックカーラーを根元にぐっとあてて、毛束をナナメに倒すこと。この角度で巻くとボリュームが出ます。 (1)のマジックカーラーを、ゆっくりと毛先の先端まで滑らせる。マジックカーラーにしっかり髪をからませることで、カーラーから髪が落ちてこなくなります。 毛先から、くるくると髪を巻き込んで根元まで巻いていきます。根元まで到達したら、ぐっとおさえつけて髪にからませる。これで、指を離しても落ちてきません。 同じようにマジックカーラーをもう1個巻き、ドライヤーの温風を10秒、冷風を10秒あててクセづけする。冷風をあてることで根元の立ち上がりをキープできます。
◆まだまだある!後頭部テク3つ (1)美容院でパーマをかける 大きめのロッドで根元を立ち上げるようなパーマをかける。毛量や髪質にもよるが、だいたいロッド3~4本で巻くことが多い。 (2)頭皮用ブラシで分け目をなくす 頭皮をマッサージするタイプのマッサージブラシで、分け目付近を左右にマッサージ。分け目がなくなれば頭頂部&後頭部もふっくら! (3)逆毛&キープスプレーでボリュームをキープ コームで髪の根元に逆毛を立てたら、そのボリューム感をつぶさないようにして、ハードスプレーをかけてキープする。 ※本稿は、『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
佐藤友美,八木花子
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