打者圧倒の剛腕、3戦連続2桁奪三振なるか 前半戦最終先発のソフトバンク・スチュワート「とにかくチームのために」
ソフトバンクのカーター・スチュワート投手（24）が18日、前半戦の最終先発となる19日の西武戦（ベルーナドーム）での無失点投球に強い意欲を示した。 ■山川監修で逆立ちに挑戦！必死の形相を見せたのは…【写真】 18日は福岡県筑後市のファーム施設での先発投手練習に参加。キャッチボールなど軽めの調整を行った右腕は「自分の仕事はできるだけ0点に抑えてベンチへ戻ること。いかに0点に抑えるかが大事になる」と話した。 先発ローテの一角ながら白星は3勝（2敗）と伸び悩んでいるが、直近の登板2試合はいずれも2桁奪三振（13奪三振、10奪三振）をマークするなど、150キロ超の直球を武器に打者を圧倒する投球が際立っている。 倉野投手コーチも「攻撃的な投球ができている。（先発）ローテーションの中で、バリエーションという意味ではすごく貴重な投手」と信頼は厚いようだ。 チームは2位ロッテに8ゲームもの大差をつけ、2年ぶりの首位ターンも決定済み。ただ、スチュワートに慢心はない。「カード頭（初戦）を任されたので、とにかくチームのために長いイニングを投げたい」。チームにとっても前半戦を締めくくる3連戦の初戦に向け、気合十分だ。（石田泰隆） 【#18日のOTTOホークス情報】
西日本新聞社
