松本幸四郎、17年前から一番進化したのは娘!?「今やヒップホップを踊っている」 市川染五郎は父の「慣れない」エピソード明かす
歌舞伎俳優の松本幸四郎(51)と尾上松也(39)が29日、東京・新橋演舞場で歌舞伎NEXT第2弾の主演舞台「朧の森に棲む鬼」(30日~12月26日)公開舞台稽古を行った。 松竹と劇団☆新感線が2007年に初演した舞台を新作歌舞伎化。幸四郎と松也はダブルキャストで究極のダークヒーロー・ライを演じる。 17年前に演じた役に再び挑む幸四郎は、前回より進化したところを問われると「17年前の公演中に娘が生まれ、今やヒップホップを踊っている。一番進化したところですかね」と笑いを誘った。 共演の市川染五郎(19)は「父が染五郎時代に演じた作品に私が染五郎となって出演させていただくのも、とても意義深く感じている」と真面目にコメント。しかし、幸四郎の会話に共演者たちが困惑しているという”主語なし鬼”に話題が及ぶと、染五郎も「困ってますね。これだけ日常生活してても慣れない」と苦笑い。さらに「舞台上では父もちゃんとしゃべっていると思いますので」とフォローして笑わせた。
中日スポーツ