ハリウッドセレブカップルの醜い破局騒動
他人やメディアや裁判所を巻き込んで、相手を負かすためならなんでもやる。それがハリウッドセレブの破局のお作法!?
フィル・コリンズ&オリアンヌ・シーヴェイ
フィルがスイスで仕事中に通訳をしたオリアンヌと出会い、2年の交際を経て、結婚。派手な挙式は当然ながらメディアに取り上げられたが、7年後の離婚も同様。フィルが支払った慰謝料2500万ポンドは当時のイギリスのエンタメ界最高額で、離婚成立前から投資銀行家と交際を始めていたオリアンヌに相当の弱みを握られていたはず。離婚から10年後に復縁し、マイアミで再び同棲し始めたカップルだけど、この10月にトラブル発生。なんとオリアンヌが8月に15歳年下の男性とラスベガスで極秘結婚していたことがわかったのだ。ショックを受けたフィルはオリアンヌを自宅から追い出したが、彼女はもう一つの豪邸に居座ったまま。さらに慰謝料まで要求し、裁判所に「コリンズは一緒に住むことができない人間」と彼を逆告訴。メディアを使ってフィルの私生活を世間に暴露するとも公表していて、さらに醜悪なドラマが展開しそう。 写真左から:オリアンヌ・シーヴェイ、フィル・コリンズ(Orianne Cevey, Phil Collins)
ケリー・クラークソン&ブランドン・ブラックストック
マネジャーを務める夫ブランドンに、この6月に離婚を求めたケリー。ケリーが子供をもっと欲しいと願う一方、ブランドンが乗り気でなかったなど様々な憶測がメディアを騒がせたものの、ケリーはホストを務めるトーク番組がスタートしたりとキャリア順調。なので離婚もスムーズに進むと思われていたけれど、秋になって急展開。なんとケリーがブランドンの父親が率いるマネジメント会社から手数料の不払いで告訴されたのだ。これに対しケリー側は、義父の会社の要求はロサンゼルスの労働法に反していると逆告訴! 彼女の主張としては法律違反の契約だから、義父の会社に支払うことになっている手数料540万ドルは無効というもの。離婚訴訟に絡む子供2人の保護監督権や慰謝料をめぐって自分を有利な立場にするために起こした訴訟と思われるけど、弁護士を通した契約である以上は“言いがかり”なクレームの可能性大。大金を稼ぐスターなケリーだけに、単なる離婚を超えた激しい法廷闘争に発展しそう。 写真左から:ケリー・クラークソン、ブランドン・ブラックストック(Kelly Clarkson, Brandon Blackstock)