【フランスの電動コンパクト】ルノー・ゾエ 新モデル追加 2021年1月発売
欧州で人気のEVにニューモデル登場
text:Tom Morgan(トム・モーガン) translator:Takuya Hayashi(林 汰久也) 【写真】ルノー・ゾエ【フォルクスワーゲンID.3やホンダeと写真で比較】 (144枚) ルノーは、電動ハッチバックのゾエに新モデル「ベンチャー・エディション」を追加した。最大航続距離394kmを維持しながら、技術と安全性のアップグレードを施している。 英国では1月から発売され、政府による補助金を含めた価格は2万8495ポンド(397万円)からとなっている。ベースモデルの「プレイ」と中間モデルの「アイコニック」の間に位置する。 ベンチャー・エディションは、プレイと同じ15インチのアロイホイールを装着しているが、ボディカラー同色のドアミラーが特徴的だ。パワーウィンドウやクライメート・コントロール、リア・パーキング・センサーなどを装備。 7.0インチの車載システムには、スマートフォンとのミラーリングとBluetooth接続機能に加えて、衛星ナビが標準装備されている。 レーン・キープ・アシスト、車線逸脱警報、自動緊急ブレーキシステム(AEBS)などの運転支援システムも搭載。 ルノー・ゾエはフルLEDヘッドライト、ハンズフリー・キーカード、10.0インチのデジタルメーター、コネクテッド・オンラインサービスの3年間のサポートを全車標準で備えている。 R110電気モーターを搭載し、109psと22.kg-mのトルクを前輪に送る。52kWhのバッテリーにより、WLTPサイクルで航続距離394kmを実現している。 また、エントリーモデルのプレイにはない50kWのDC充電もオプションで用意されており、互換性のある急速充電器で1時間10分で80%の充電が可能だ。 納車は2021年初頭に開始される予定だ。
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