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飯田小でミニ卒業式

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北國新聞社

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4日から休校となる珠洲市飯田小で3日、6年生12人を送る「ミニ卒業式」が行われた。卒業生と顔を合わせるのはこの日が最後となり、在校生66人が感謝の気持ちを伝えたいと急きょ企画した。急な別れを惜しみ涙ぐむ在校生も。卒業式で披露する予定だった曲を声をそろえて歌い上げ、巣立ちの時を迎えた6年生を送り出した。

 同校では17日に卒業式を予定通り実施するものの、感染予防の観点から式の規模を縮小して行うため、在校生は出席できない。今学期最後の登校日を迎え、6年生に感謝の言葉を伝えたいと5年生らが中心となり、ミニ卒業式を提案した。

 会場となった音楽室には、1~5年の在校生66人全員と教職員18人が集まった。在校生は卒業式に向けて練習を重ねていた「大空がむかえる朝」を伸びやかに歌い上げ、卒業生が気持ちのこもったメロディーに聞き入った。続いて、卒業生が「旅立ちの日に」を披露し、元気な歌声を響かせた。

 在校生を代表して5年生の田保颯士君(11)が「面白いことを考えることが得意な6年生はすごかった。中学に行っても頑張ってください」と感謝を伝え、卒業生代表の葛原秀範君(11)が学校生活を振り返り、「飯田小の伝統を守っていけるよう頑張ってください」とお礼の言葉を述べた。

 最後に在校生が「野に咲く花のように」を歌い、拍手で見送る中、卒業生はかけがえのない時間を過ごした学びやでの思い出を胸に、笑顔で会場を後にした。

 飯田小の吉田亮校長は「在校生が卒業式に出席できないのは残念だが、感謝の気持ちが6年生には十分に伝わったと思う」と話した。

 休校期間中の過ごし方について、吉田校長は手洗いやうがい、マスクの着用を心掛け、感染対策を徹底するよう児童にあらためて呼び掛けた。

北國新聞社