小中学生が記者として独自取材と編集 「かべ新聞コンクール」807点から優秀作品決まる
岐阜県内の小中学生が独自の視点で取材し、手作りした新聞の中から優秀な作品を選ぶ岐阜新聞社の「かべ新聞コンクール」の審査会が12日、開かれました。 「かべ新聞コンクール」は、新聞づくりを通して子どもたちの表現力や探究心を育もうと岐阜新聞社が開いているもので、5回目となります。 今回は、県内の小中学生から合わせて807点の応募があり、県と県教育委員会、県小中学校長会、それに岐阜新聞社の審査員4人が入賞と入選作品をそれぞれ10点選びました。 最優秀賞に選ばれたのは、郡上市立八幡中学校2年の池戸来望さんの新聞で、池戸さんは2年連続の最高位です。 和良町出身の池戸さんは、「和良蛍」をテーマにホタルの生息環境を守ろうと活動している人に行ったインタビューの内容を盛り込み、去年のバスツアーの様子を写真を使って紹介していて、テーマやインタビュー内容それにレイアウトも高く評価されました。 このほか「コロナ太り」だとか「SDGs」など、いまならではのテーマで取材した新聞も多くありました。 入賞・入選作品は、13日の岐阜新聞に掲載されます。