マカオ・香港で政府主催の「南京事件」追悼式典開催
香港とマカオの両特別行政区政府は12月13日午前、中国(本土)の「南京事件」国家追悼日に合わせ、それぞれ政府主催による記念式典を開催した。 南京事件追悼記念日は、9月3日の抗日戦勝記念日と並び、2014年2月27日に中国の全国人民代表大会常務委員会で公祭日化が通過、決定したもの。 マカオ政府特別行政区主催式典の会場は例年同様、市街地から離れたコロアン島のマカオ保安部隊高校グランド。マカオの政府系放送局TDMなどの報道によれば、式典にはマカオ特別行政区の賀一誠(ホー・ヤッシン)行政長官をはじめ、中国人民解放軍駐マカオ部隊及び中央政府マカオ出先機関の幹部、マカオ政府高官、マカオ各界の代表者、マカオの学校に通う学生ら300人超が参加したとのこと。 香港特別行政区政府主催式典は政府本部ビルで行われ、陳國基(エリック・チャン)行政長官代行、中央政府香港出先機関の幹部、香港政府高官らが出席したという。李家超(ジョン・リー)行政長官は職事の状況を中央に報告する「述職」のため北京訪問中。