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うつ病の夫、無防備な妻と息子の首絞める…息子死亡、妻助かる 懲役6年求刑「息子へ償いをしていきたい」

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埼玉新聞

 埼玉県さいたま市浦和区の自宅で昨年1月、妻と長男の首を絞めるなどしたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた無職の夫(69)の裁判員裁判の論告求刑公判が29日、さいたま地裁(中桐圭一裁判長)で開かれた。検察側は懲役6年を求刑、弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は10月6日。 中1自殺、涙浮かべる母…紙に「ありがとう」 亡くなる当日、家出る息子見送る「既に決めていたのだろう」

 論告で検察側は「無防備な状態の2人の頚部(けいぶ)を絞めており、犯行態様は悪質」と指摘。うつ病の影響は認めたものの、行動制御能力が完全に失われていたわけではないとした。  弁護側はうつ病による心身耗弱を主張。「将来への不安から突発的に犯行に及んだ」として執行猶予付き判決を求めた。  夫は最終意見陳述で「息子と家内に本当に申し訳ないことをした。息子への償いをしていきたい」と述べた。  起訴状などによると、夫は2019年1月1日、自宅で妻=当時(64)=と、就寝中だった長男=当時(31)=の首を両手で絞め、窒息死させたとされる。妻は一時的に意識を失ったが、命に別条はなかった。

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