【山形】尾花沢市のタクシー会社 日本版ライドシェア出発式
YTS山形テレビ
一般のドライバーが自家用車を使い有料で人を運ぶ「日本版ライドシェア」。 尾花沢市のタクシー会社がこの運行を始めるのを前に出発式が行われました。 「日本版ライドシェア」は、タクシー会社の研修を経た一般のドライバーが自家用車を使い有料で人を運ぶ仕組みです。 尾花沢市のタクシー会社「尾花沢タクシー」は、タクシー配車アプリ「Uber Taxi」の操作で利用できる「日本版ライドシェア」の運行を県内で初めてスタートさせます。 尾花沢タクシーによりますと、観光客が増える12月から3月までの間、ドライバーが不足する午後4時から午後8時台までの時間帯に行うということです。 【尾花沢タクシー 渡会友補代表取締役】「(ドライバーが)忙しい時間帯というのがどうしてもかぶってしまって、その中、雪道を何回も走るという行為が安全なのかと。少しゆとりをもって走った方が僕らの本来やらなければならない安全安心の輸送というものを届けられるのかなと(思い取り組んだ)」 現在、スイカ農家などからドライバーになりたいという声が寄せられていて、雇用の創出も期待される「日本版ライドシェア」。 さらに、50の言語に対応していることが旅館スタッフの負担軽減につながるといいます。 【銀山温泉組合 脇本英治組合長】「中国語しか話せなかったり、英語しか話せないという方と従業員とのコミュニケーションでだいぶ時間を取られて、旅館の業務とかできなくなる場合が結構ありますので、そういうことがなくなる、少なくなるのかなと思っています。」 このサービスはあさって(12月15日)から始まります。