カタールGP60分のみFPで角田裕毅がフェラーリ&マクラーレンに続く5番手!“トラフィックパラダイス”発生の中、最速はルクレール|F1
2024年のF1第23戦、カタールGPのフリー走行が現地時間29日行われた。 現地ロサイル・インターナショナル・サーキットは日没時間が間近となり、気温20℃、路面温度26℃のドライコンディションとなっている。 【動画】ボッタス「TRAFFIC PARADISE」角田発祥のワードを用いて、フィンランド人ドライバーがチームに状況報告 今回は今季最後のスプリントフォーマットということもあり、FPはこの60分のみ。このFPでセッティングバランスを見計らう必要がある。 多くのチームがミディアムを装着し、フェラーリ勢はハードを選んでトラックへと出て周回を進めていった。 開始10分までにトップタイムをマックス・フェルスタッペン、角田裕毅が更新していく状況となる。 コース上には多くのマシンが走行していることから、バルテリ・ボッタスが「トラフィックパラダイスだね」と、角田発祥の造語(2021年のエミリア・ロマーニャGP)でチームに状況説明する場面も。 20分ほどでほぼすべてのドライバーがミディアム及びハードで周回を進め、開始25分時点でトップはハードを装着して1:23.702を出したチャールズ・ルクレール。2番手フェルスタッペン(ミディアム)、3番手ピエール・ガスリー(ミディアム)と続いた。角田裕毅はミディアム装着で1:24.466、トップから0.764秒落ちの7番手となっている。 FP中盤に入ると、プログラムがチームごとで異なるためにアタックラップとロングランのドライバーが入り交じる中、フェラーリ勢が最速タイムを更新していく。 残り10分が迫ると、ここからソフトタイヤを入れるドライバーが多くなってくる。ここから終盤はタイム更新の連続となり、結局1:21.953のルクレールがトップで60分終了となった。 2番手ランド・ノリス、3番手オスカー・ピアストリ、4番手カルロス・サインツと、フェラーリ&マクラーレン勢がトップ4を占めた。 角田はラストアタックで1:23.045をマークし、トップから1.092秒落ちながら5番手タイムとなっている。6番手バルテリ・ボッタス、7番手ランス・ストロール、8番手ジョージ・ラッセル、9番手アレクサンダー・アルボン、10番手ルイス・ハミルトンというトップ10のタイム順だった。
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