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善意の食品続々 野々市社協に1200点

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北國新聞社

 野々市市社会福祉協議会は、新型コロナウイルスの影響で困窮する市民を支援するため、食料品を無料で配布する「フードパントリー」に乗り出す。食品の提供を呼び掛けたところ、1カ月ほどで、市民を中心に約1200点が寄せられた。4日、市内の1人暮らしの学生に配るのを皮切りに継続的に実施し、ひとり親世帯にも対象者を広げていく考えだ。

 市内には金沢工大、県立大が立地しており、コロナ禍でアルバイト収入が減った学生を支援するため企画。市社協の広報紙やホームページなどで、家庭で余った食材の寄付を募った。

 その結果、タマネギ200個を寄付した農家がいたほか、市内の自然食品店「NOPPOKUN(のっぽくん)」は常連客から寄せられた菓子や乾物など段ボール7箱分を届けるなど、50人以上が無償提供した。同社協が連携する「いしかわフードバンク・ネット」が提供した食材も一部利用する。

 4日は事前申し込みのあった学生100人に15点ほどをセットにして市役所裏で配布する。寄付だけで足りない分は共同募金や会員会費を活用して調達する。

 予想以上の反響に同社協は夏休み後と12月ごろの実施を視野に配布継続を検討する。高瀬寿彦事務局長は「市民の気持ちがありがたい。支え合いのまちづくりを進めたい」と話した。

北國新聞社