日本一多忙なフリーアナ、新井恵理那「常にオリジナルでありたいと考えて行動してきました」
フリーアナウンサーの中でも抜群の存在感を放つ新井恵理那。2019年には上半期タレント番組出演本数ランキング女性部門1位に輝き、2020年3月からは「グッド!モーニング」(テレビ朝日)のメインキャスターを担当している。インスタのフォロワーは52万人、YouTubeの「新井恵理那channel」も話題だ。どれだけハードワークなのだろうと、思いきや、当の新井恵理那本人は涼しげな表情でこう語る。 【写真】この記事の写真を見る(4枚)
支えてくれていた大切な存在との別れ
「毎日やることがあるのはすごく幸せだと感じています。でも自分の実感としてはけっこう休んでもいるんです。ひとりでずっとアニメを見ていたり。自分の体と向き合う時間もありますし、料理も毎日しています」 仕事が充実する中、昨年は悲しい別れもあった。愛鳥・ボタンインコのラピスちゃんが亡くなったのだ。 「長く愛していた、私を支えてくれていた大切な存在だったので、本当に悲しかったです。仕事で外に出ていても家に帰る唯一の楽しみだったので、今はずっと外で働いていたいくらいです。他にも熱帯魚がいるので救われてはいますが、『ひとりだな』と思うことは多いです」 人生の転機を訊ねても「ターニングポイントがあったというよりは、ひとつひとつステップを上がってきた結果」と答える彼女。こう、自分のことを分析してくれた。
『宝』はまだ見つかってない
「常にオリジナルでありたいなっていう風には考えて、発言なり行動をしてきたと思っています。普通だったらこうとかじゃなくて『こうしたら面白くなるかな』、ただ情報を伝えるだけじゃなくて『プラスアルファになるのは何かな』ということを考え続けてきました」 人気女性キャスターが勢揃いする写真集シリーズ『原色美人キャスター大図鑑』の4年前のインタビューでは「まだ宝探しの途中ってところです」、2年前のインタビューでは「一緒にいて楽しい人がいい」と語っている彼女。 「『宝』はまだ見つかってないです。むしろ宝探しをやめちゃった感じです。いったんもういいやって気持ちになってからは、焦ってもいないんですけどね。同世代の周囲の方々を見ていて、結婚したり子供さんが生まれたり、私生活の変化はたくさんあるんですが、それを自分に落とし込める感じがしなくて。 ゆくゆくは自分の家族を持ちたいと思っているので、そろそろ何かしないといけないなとは思うんですけど……。理想のタイプとして最近本当に思うのは、その人を尊敬できるかどうかと思っています。そこがないとたぶん長くやっていけないでしょうね」 【プロフィール】 あらいえりな 米国カリフォルニア州出身。青山学院大学総合文化政策学部卒。O型。身長158cm。テレビ朝日「グッド!モーニング」、TBS「新・情報7daysニュースキャスター」、テレビ東京「ナゼそこ?」などに出演。
「文藝春秋電子書籍」編集部/電子書籍