日経平均は反落も「過度な下落不安」は不要か? 141.03円安の38,208.03円で取引を終了【11月29日の国内株式市場概況】
2024年11月29日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
11月29日の日経平均株価は、前日の米株安や為替市場での円高進行が重荷となり、下落してスタート。前日に上昇が目立った東京エレクトロン〈8035〉やソフトバンクグループ〈9984〉などの値がさ株に売りが広がりました。もっとも、日経平均株価が38,000円を下回る水準では押し目買いの動きが目立ち、指数は下落幅を縮小、前日比141.03円安の38,208.03円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが73銘柄、値下がりが150銘柄、変わらずが2銘柄。 日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、トヨタ自動車〈7203〉、キッコーマン〈2801〉、ソニー〈6758〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、リクルートホールディングス〈6098〉、NTTデータ〈9613〉、アドバンテスト〈6857〉、ニトリ〈9843〉、TDK〈6762〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は16億2,400万株、売買代金は3兆5,973.69億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、銀行業、保険業、繊維製品、サービス業、電気・ガス業などが上昇した一方、輸送用機器械、機械、精密機器、電気機器、海運業などが下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がワールド〈3612〉で+268円(+13.89%)の2,198円、2位がアイチ コーポレーション〈6345〉で+120円(+9.55%)の1,376円、3位がグッドコムアセット〈3475〉で+73円(+9.29%)の859円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がユニチカ〈3103〉で-49円(-20.16%)の194円、2位がさくらインターネット〈3778〉で-305円(-6.28%)の4,550円、3位がダイヤモンドエレクトリックホールディングス〈6699〉で-32円(-5.88%)の512円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは29銘柄、年初来安値を更新したのは20銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部