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リモートワークで大切なのは「衝突」だった――100人100通りの働き方を実現するために

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文春オンライン

自立した個人が自由に働く――先駆者が語るアフターコロナのコミュニケーション術 から続く 【写真】この記事の写真を見る(6枚)  ベンチャー企業から大企業まで、チームづくりは常に大きな課題となる。新型コロナウイルス対策とともに広がったリモートワークをはじめとする柔軟な勤務形態は、メンバー間のコミュニケーション方法に新たなスタンダードをもたらした。  確かな成果をあげる能力を備えた「次世代型チーム」をつくるためには、メンバー同士が「伝わるコミュニケーション」をこころがけることが重要になる――。  そう説くのは「最も成功したオウンドメディア」といわれるサイボウズ式編集長・藤村能光氏。同氏の著書 『《働きやすさ》を考える メディアが自ら実践する「未来のチーム」の作り方』 (扶桑社)より、本文の一部を引用する。

「事実」と「解釈」を分けて考える

 そういったとんでもない量の情報にさらされるからこそ、相手がどのように情報を受け取るかを意識し、ていねいなコミュニケーションを心がけないといけません。対面や電話でのやりとりとは違い、コミュニケーションの媒介となるものが文字しかなく、五感でのコミュニケーションが困難だからです。  文字中心のオンラインのやりとりでは、書き込み方ひとつで誤解が生じてしまったり、相手の書き込みで嫌な気持ちになったことは、誰にでもあるはずです。本人はおそらく思ったことを書き込んでいるのかもしれませんが、内容が攻撃的に感じられたり、読んだ人を傷つけることもあります。僕も、オンラインのコミュニケーションで他者の書き込み内容に心がざわめき、眠れないぐらい気になってしまったこともあります。  ただ、その書き込みをした人と実際に話をしてみると、書き込み内容に他意はなく、あっけらかんとしていたりします。書き込みの文面から感じた攻撃的な印象は全くなく、対面でのコミュニケーションは至って普通の場合が多いのです。夜も眠れないぐらいに悩んでしまった時間と、消耗してしまった気持ちを返してくれと言いたくもなります。

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