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かつては品川駅に6軒!ホーム駅そばの聖地「常盤軒」へようこそ

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メシ通

※この記事は2020年2月下旬に取材しました 日本の駅の原風景といえば、駅のホームの立ち食いそば(駅そば)。おいしい香りを漂わせながら、とびっきりの存在感で佇むお店で食べたそばは、ふつうの立ち食いそばよりもなんだかおいしく感じてしまいました。

最近では急速にその姿を消しつつあるホームの駅そばですが、JR東日本エリア内度乗車人員5位(2019年度)の駅別乗車人員の品川駅には、かつてはホームに最大6店舗を構え、今でも2店舗を残す、“駅そばの聖地”とも呼ばれる常盤軒が存在します。 1960年代に始まり、この2020年まで「わざわざ駅のホームで食べるそば」が愛され続ける理由とは。 株式会社常盤軒の小塚浩さんにお話をうかがいました。

西郷隆盛の上司が作った運営会社

──憧れの常盤軒さんにインタビューできてうれしいです。まず、いつどのようにお店が生まれたんですか? 小塚さん(以下、敬称略):もともと弊社は、品川に日本初の鉄道を通す礎をつくった小松帯刀の子孫が経営する会社として1922年に品川駅での商売を許可され、1923年に駅弁を売り出したのがはじまりです。 ──小松帯刀って、西郷隆盛や大久保利通を従えていた人ですよね……庶民のお店なのに、そんなに由緒正しかったとは。 小塚:そして1964年に駅そば「常盤軒」の一号店が生まれました。当時は、現在の山手線ホームのちょうど真ん中あたりにあったそうです。 ──今は端(大崎寄り)にありますよね。 小塚:あれは品川駅では2店舗目で、おそらく1960年代にできたお店ですね。

──1日のお客さんはどれぐらいですか? 小塚:山手線の店舗だと多くて700人、横須賀線のほうですと500人ぐらいですね。 ──狭いのに、多い! その中でも混む時間帯はいつですか? 小塚:朝・昼・夜、サラリーマンの方がお食事をされる時間帯ですね。夜遅い時間には、お酒を飲んできたお客様も多くいらっしゃいます。 ──お酒を飲んだあとの立ち食いそば、控えめに言って最高ですね。

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