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愛弟子・沢村も放出…巨人独走の理由は「原監督の冷酷司令」

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非情とも思える移籍だった。9月7日に発表された、巨人・沢村拓一のロッテへのトレード。今季は防御率6点台と不調だったとはいえ、ドラフト1位で入団しセーブ王も獲得した巨人の主力投手だ。原辰徳監督(62)も、入団当初から目をかけていたという。 【画像】巨人・坂本勇人 六本木キャバクラはしご「豪遊写真」 「『沢村のような豪放な選手が今のジャイアンツに必要なんだ』と、話していました。沢村はトラブルメーカーです。12年10月には人身事故で、親子3人にケガを負わせた。14年10月には六本木で、16年4月には新宿歌舞伎町で一般男性と暴行トラブルを起こしています。原監督は、それでも沢村を使い続けました。巨人には大人しい選手が多く、沢村の野性味はチームに刺激を与えると考えたからです。 しかし、沢村がチーム内で浮いた存在であることは変わりませんでした。沢村がいると逆効果だと判断した原監督は、即決します。出すなら早く移籍させようと、一軍での実績がほとんどないロッテ・香月一也との格差トレードに応じたんです」(スポーツ紙担当記者) 原監督の冷酷とも思える采配は、試合中でも見られる。 「坂本勇人や丸佳浩らの主軸に対しても、特別扱いはしません。不調だと判断したら平気でバントをさせますし、スタメンを外すこともある。昨年は本塁打王を獲得したゲレーロを、二軍に落としています。実績のある助っ人をファームに行かせるなんて、並みの監督にはできませんよ。 コーチに対しても同様です。中日の大野雄大2戦連続で完投勝利を許した時には、『策の甘さがある。コーチがどういう指示を出していたのか問い直したい』と手厳しく注意しました。周囲にどう思われようが、正しいと思えば実行します。8月6日の阪神戦で、中継ぎ陣を休ませるために野手の増田大輝を登板させたのは、その良い例でしょう。 もちろん厳しいばかりではない。好不調の波が激しかった4番の岡本和真を、昨季までは半人前という意味で『ビッグベイビー』と呼んでいました。しかし今季の活躍を見て『ビックベイビーは絶対使いません』と宣言。自身の現役時代の愛称『若大将』で呼ぶようになったんです。飴と鞭の采配で、巨人には良い緊張感があります」(同前) ◆阪神に蔓延する“優しさ” 原が独断でスグに実行に移せるのは、すべての判断を任された全権監督だからだろう。一方、他球団に目を転じると、どうしても甘さが見えてしまう。 「阪神など、球団の優しさが裏目に出ています。沢村と同じドラフト1位の藤浪晋太郎など、トレードに出しても良いでしょう。ここ数年結果が出ず、コロナ感染拡大中の飲み会や遅刻などでトラブルを起こしチーム内でも白い目で見らているのですから。 9月5日の巨人戦では、11点を失いノックアウト。それもで矢野耀大監督は、『もう1回は(チャンスを与える)と思っている』と擁護しました。過保護なのでは、と首をひねりたくなります(藤浪は9月14日に登録抹消)」(球団関係者) 矢野監督が優しいのは、特定の選手に対してだけではない。 「采配も一貫した考えが感じられません。開幕で4番に据えたボーアを、3試合目には6番に変更した。捕手も打撃とリードに定評のある梅野隆太郎に固定せず、コロコロと変えています。場当たり的に思えてなりません。緊張感が足りない。失策数がリーグワースト(9月15日現在53、巨人は最少の16)なのも納得してしまいます」(同前) 2位に10ゲーム以上の差をつけて、早々とマジックを点灯させた巨人。原監督が指導力が素晴らしいのか、他球団が情けないのか……。このままでは、本格的な秋の到来を待たずしてセ・リーグは“終戦”となりそうだ。

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