映画『モアナと伝説の海2』オープニング曲「帰ってきた、本当のわたしに」制作秘話公開
公開中の映画『モアナと伝説の海2』より、オープニング曲「帰ってきた、本当のわたしに」の制作秘話が公開された。 【全ての画像】『モアナと伝説の海2』場面写真 『アナと雪の女王』の「生まれてはじめて」、『美女と野獣』の「朝の風景」、『アラジン』の「アラビアン・ナイト」など、これまでもディズニーミュージカル映画のオープニングを飾る楽曲は、これから始まる物語への期待感を演出する重要な役割を担っており、数々の名曲を生み出してきた。 最新作である本作のオープニングを彩るのは、モアナが大海原へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを歌い上げる楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」。本楽曲を手掛けたアビゲイル・バーロウは曲について「この曲は、モアナが今どのような状態で、人生の中のどこにいるのかを教えてくれます。私たちは意図的に、彼女が海にいるところから歌が始まるようにしました。歌がクレッシェンドするにつれて、彼女は島に帰ってきて、みんなが彼女を祝福するんです。”モアナ“のスピリットを瞬時に表現しています」と、“今のモアナそのもの”を表現することを意識したことを明かす。 モアナが歌う楽曲「帰ってきた、本当のわたしに」をバックに描かれる冒頭のシーンでは、前作から成長して大海原を船で自由に渡れるようになったモアナの姿や、前作から3年後のモトゥヌイで今生きる人々とその暮らしの様子が描かれる。 冒頭シーンの制作を振り返り、本作で初の長編アニメーション監督を務めたジェイソン・ハンドは「映画の冒頭でモアナが島に帰ってくる歌のシーンは、僕たちが最もわくわくするシーンです。楽曲制作のエミリー・ベアー、アビゲイル・バーロウ、オペタイア・フォアイ、マーク・マンシーナは、本当に素敵な歌を書いてくれたので、ストーリーの語り手である僕たちは、歌にあわせた最高のビジュアルになるようできるかぎり奮闘しました。あのシーンで僕たちは、モアナの髪やドレスの動き方など、あらゆるテクノロジーを駆使し、ビジュアルの可能性を最大限に追求したのです。本作のミュージカルの部分は素晴らしいですが、そういうことが全部積み重なって、すごく複雑なことをやっているのです」と熱弁。 プロデューサーを務めるイヴェット・メリノも「モアナの世界にすぐに引き戻されるような曲です!」と絶賛しているように、これから始まる物語にわくわくするディズニーミュージカルのオープニングらしい本楽曲に是非注目してほしい。 <作品情報> 『モアナと伝説の海2』 公開中