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退職者続出 陸自の第1空挺団長は“パワハラ”常習者で通称「ハカイダー」

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文春オンライン

「この夏の人事で、陸上自衛隊はパワハラで隊員が皆殺しになるかもしれない」  筆者に内部告発した防衛省幹部はこう肩を落とした。 【写真】この記事の写真を見る(8枚)  隊員への被害がこれほど懸念されるのは、この夏の人事で一般企業の人事部長にあたる(陸上幕僚監部)人事教育部長に就任するのが確実視されている戒田重雄陸将補。現在は陸自唯一の落下傘部隊である「第1空挺団」の団長を務める。

学生時代から後輩にハラスメント

 第1空挺団は千葉県習志野市に拠点を置き、陸自きってのエリート部隊として知られる。標語は「精鋭無比」。約2000人の団員がいる。空挺部隊は上空300mからパラシュートで飛び降りることを任務としており、日々の訓練も含めて、常に死と隣り合わせにある危険な部隊である。その団長がパワハラの権化のような人物だとはにわかには信じがたい。  先の防衛省幹部はこう話す。 「彼のニックネームは学生時代から名前をもじって『ハカイダー』。少林寺拳法部では後輩に対するハラスメントで人を破壊しまくっていました。1年生に手押し車の姿勢で手にモップを持たせてモップがけをさせるという拷問のようなシゴキをした上、夜の休み時間にも下級生にうさぎ跳びでジュースを買いに行かせたり、もはやこの手の話は枚挙にいとまがないほどです。  任官してからも渡り歩くポストほぼすべてで、誰かを潰したり、人生を歪めさせたりしており、まさに人材を破壊し続けているのです。2018年3月に空挺団長に就任してから10人近くが辞めています。前任者時代の退職者はゼロでした」

土嚢のひもの種類やたたみ方で激怒

 昨年、千葉県を大型台風が襲った際には、第1空挺団は落木を伐採するなどの献身的な活動で注目を集めた。しかし、対外的にはイメージ向上となっているはずの災害時の活動についても、内部では不満の声が高まっているという。 「上へのアピールには熱心で、災害時の落木伐採や屋根のブルーシート張りなど第1空挺団の本来業務でない仕事を命令する。地元住民の方は喜ぶとは思うのですが、その間に部隊は訓練をはじめ、様々な活動に従事できなくなるため、パフォーマンス以外の何物でもありません。  しかも土嚢のひもの種類やたたみ方という無意味な内容まで部下の幹部に命令し、従わないと激怒するので、災害支援にも支障をきたしています」

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