井上尚弥の防衛戦が延期に「バッドマン」「今までで井上に最もダメージを与えたボクサー」
ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が24日のクリスマスイブに対戦する予定だったIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)が負傷し、試合が延期となった。 専門メディア「BOXINGSCENE」によると、グッドマンは試合前最後のスパーリング中に左目上のまぶたを負傷し流血。その動画がSNSで公開されているという。「少なくても2024年は井上と戦うことはないだろう」と報道。これを受けて、大橋ジム側は14日に、井上戦を含めた興行を来年1月24日に延期すると発表。会場も同じ東京・有明アリーナで行われるという。 このアクシデントに同メディアは「井上の2025年計画にとって、それが何を意味するのか不明だ」としながらも、井上は4月にWBC同級1位アラン・ピカソ(メキシコ)と対戦する予定で、夏にはWBA同級1位ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、年末にはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)との激突が有力だったと指摘したように、今後のプランに影響を及ぼしそうだ。 SNSやネット上では「試合10日前の延期は痛いな」「グッドマンじゃなくてバッドマンだ」「あいつは井上のキャリアの半年を台無しにした」「めっちゃテンション下がるわ」「調整が大変そう」「フェザー級転向も遠ざかりそう」「ある意味、今までで井上に一番ダメージを与えたボクサーではないか」との声が書き込まれていた。
東スポWEB