西本まりん、“座長”真矢ミキは「女神様みたいな方です」<さくらの親子丼>
真矢ミキが主演を務め、「見ていて勇気が出る」と話題となっているオトナの土ドラ「さくらの親子丼」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)。 【写真を見る】西本まりんが挙げた印象に残ったシーンは、「流しそうめんのシーンでの、みどり(hibiki)との大ゲンカ」 その子どもキャストから、「ハチドリの家」のトラブルメーカー・西川夏美役の西本まりん、10歳にして自分を虐待した父親を訴え、民事で係争中の少女・浅尾希望役の清水香帆が、撮影中のエピソードやドラマの見どころを語った。 ■西本まりん、清水香帆インタビュー ――日々の撮影で、今感じていることは? 西本:毎日が学校のような、家族のような…。キャスト・スタッフの皆さんと会わない日は、寂しい感じがします(笑)。夏美は、元気さは普段の私とあまり変わらないと思っていますが、テンションをもう少し大げさにするイメージで演じています。 清水:希望は今まで挑戦したことのない、意志の強い少女でとても難しい役です。最初はとても緊張していましたが、今は毎日の撮影が楽しいです。 ――今までで、印象に残ったシーンはありますか? 西本:第3話の流しそうめんのシーンでの、みどり(hibiki)との大ゲンカです。楽しく食べたかったのに、全然楽しく食べさせてもらえないという。 アクションの先生に指導していただいたのですが、「ここでこう押し倒して」など、予想以上に激しいシーンで驚きました(笑)。 ――真矢ミキさんの印象を教えていただけますか? 西本:女神様みたいな方です。温かい包容力で、いつも私たちのことを見守ってくださっています。2人でお話をさせていただく機会があったときに、「夏美は難しい役だけど、嫌なイメージにもならずにちゃんとやれているね」と言ってくださったのが本当に救いになりました。 いい意味でみんなになじめていない、トラブルメーカーの夏美という役がちゃんと伝わっていると思ってうれしかったです。 清水:優しくて明るくて、包容力のある、すてきな方です。最初にごあいさつに行ったときに「香帆ちゃんは希望にぴったりだね」と言ってくださいました。お仕事から日常のことまで、楽しくお話しさせていただいています。 ――2021年の目標、将来的な目標は? 西本:「この作品にもこの作品にもこの子出ていて、誰なんだろう?」と気になってもらえるような、名バイプレイヤーと呼ばれる人になりたいんです。「西本まりん」という名前が目立つより、作品の中に溶け込めるような俳優になりたいです。 清水:俳優としてもモデルとしても、もっと活躍できるように頑張りたいと思います。将来は真矢ミキさんのように、見ている人を幸せにする演技ができる俳優になりたいと思っています。 ――皆さんにメッセージをお願いします。 西本:この作品には、いろいろな問題を抱えている子どもたちと見守る大人たちがいて、見てくださっている方がその中の誰かに共感し、考えさせられる部分があるような気がしています。 私もこの作品でたくさんのことを教えていただいているので、その思いも視聴者の皆さんに届いて、共有していただけるようなお芝居をしたいと思います。 清水:希望は意志の強い子ですが、ただ意思が強いだけではなくて、不安や葛藤も抱えています。難しい問題に、必死に立ち向かっている強い女の子なので、そんな希望を皆さんにも愛していただけたらと思っています。 ■「さくらの親子丼」第5話あらすじ(11月14日[土]放送) 岡林(鶴見辰吾)から、更生保護施設の建設反対運動に誘われたさくら(真矢ミキ)。ハチドリの家を続けるためにも町内の人とは対立しない方がいいと考えるが、徐々に立場や意見の相違を生み始める。 一方、真由子(井本彩花)は、過去のトラウマと、新たに始まりそうな大樹(細田佳央太)への思いとの間で葛藤することに。 再び傷つかないよう進言するみどり(hibiki)や朝子(倉島颯良)、そして秘密を抱えた子どもたち…多喜(山崎静代)はミットで、さくらは料理で優しく受け止める。