【大垣競輪・GⅢ水都大垣杯】初日特選を単騎で制した中野慎詞は「レースの流れは感じ取れていた」
大垣競輪の大阪・関西万博協賛G3「開設72周年記念 水都大垣杯」が30日、開幕した。初日特選は中野慎詞(25=岩手)がまくりで快勝。オリンピアンのスピードを見せつけた。 自身も含め単騎が4人もいる大混戦を断った。ラインがあった森田優弥と窓場千加頼が打鐘前から踏み合う中、松浦悠士がホームからスパート。松浦に山口拳矢が続き、離れつつ北井佑季が追う展開。自身も北井の後ろでスピードに乗ると、バックから一気にまくり切った。 「単騎はヤンググランプリ以来で2回目だったけど、レースの流れは感じ取れていたし1着なのでいいですね」。経験値の少ない一人での戦いで白星を挙げ、充実の表情を見せた。 2日目(1日)の二次予選9Rは番手に師匠の佐藤友和、3番手に中田雄喜を背負う。今度はラインのありがたみも感じつつ、狙うは上位独占だ。
東スポWEB