熊本豪雨 流域の50人球磨川の水位ピーク前に死亡 ダムの効果に疑問も
熊本朝日放送
熊本豪雨で亡くなった50人が球磨川の水量がピークに達する前に支流などの氾濫によって亡くなっていたとする調査結果が報告されました。 嘉田由紀子参議院議員が23日オンラインで講演会を開き報告しました。 熊本豪雨では65人が亡くなっていて、そのうち球磨川流域で亡くなった50人の死因や当時の浸水状況、150人の流域住民からの聞き取り調査の結果、球磨川の水量がピークに達する3時間から5時間前には支川などの氾濫で溺死しているとしました。 これを踏まえ、川辺川ダムで球磨川の水位上昇を抑えたとしても住民の命を守れたのかは分からないとしました。