「勝ち点90以下でも優勝可能」 レアル指揮官が今季のラ・リーガ優勝争いに言及。「ここ数年よりもかなり競争が激しい」
ラ・リーガ第18節レアル・マドリード対セビージャが、サンティアゴ・ベルナベウで現地時間22日に行われる。この一戦の前日会見でカルロ・アンチェロッティ監督が、今季のラ・リーガ優勝争いとフランス代表FWキリアン・エムバペの状態について言及した。スペインメディア『マルカ』が、21日に報じている。 17試合を終えて、11勝4分け2敗の勝ち点37で3位につけるマドリー。取りこぼしも目立つが、開幕から好調を維持していた首位バルセロナの急ブレーキもあり、1試合未消化ながら、ライバルチームとは勝ち点差1となっている。また、ここにきて今夏に大型補強を敢行したアトレティコ・マドリードが、調子を上げており、バルセロナと並ぶ勝ち点38を獲得し、2位に位置している。この3チームで今季も優勝を争う可能性が高い状況だ。 アンチェロッティ監督は、今季のラ・リーガについて「ここ数年よりもかなり競争が激しいリーグになる。アトレティコは、優勝する力をもっているし、このリーグを制覇するために最後まで戦い続けるだろう」と話し「今シーズンは、勝ち点90以下で優勝することも可能だ」と語っている。 また、多くの批判を浴びながらも、徐々にフィットしてきているエムバペに対しては「彼の適応期間は終わった。彼はすでに良いパフォーマンスを見せている。まだ向上できるところもあるけどね。小さな怪我からもうまく回復した。モチベーションも高く、ここでプレーすることに幸せを感じている。すべての選手と同様に、彼はこの適応期間を必要としていたが、それは終わった」と言及している。
フットボールチャンネル編集部