今季加入のダニ・オルモが早くもバルセロナ退団?再び選手登録問題が浮上
今シーズンからバルセロナに加入したスペイン代表MFダニ・オルモ(26)だが、思わぬ形でチームを去るかもしれない。 今夏にRBライプツィヒから総額6000万ユーロ(約96億円)の移籍金で加入したダニ・オルモ。カンテラ時代を過ごした古巣への復帰となったが、かねてより財政問題を抱えるバルセロナはサラリーキャップの問題を解決できず、ラ・リーガ第2節を終えても選手登録ができない状態だった。 それでも、元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやセネガル代表DFミカイル・フェイ、ブラジル代表FWヴィトール・ロッキの放出、さらにはデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンの長期離脱もあってダニ・オルモの登録に成功。ラ・リーガ財務規則の第77条には、デンマーク代表DFの80%までの給与であれば代替選手を登録できるとの記載があり、これを利用する形となった。 しかし、これは12月31日までの期間限定の措置に。それまでにクラブが給与割合を制限内に収められない場合、ダニ・オルモは残るシーズンの欠場を余儀なくされる見込みとなっている。 スペイン『ムンド・デポルティーボ』によると、バルセロナとダニ・オルモは今年8月の話し合いで、もし登録ができない場合はフリーで他クラブへ移籍できる条項が盛り込まれていたとのこと。ただし、現時点で選手もクラブも退団は望んでいないという。 バルセロナは残る期間で、資金集めに奔走する模様。すでに契約延長で合意しているナイキとの正式契約や、新たなスポンサー探しを模索中と報じられているが、果たして。
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