「PCモニター+FireTV=チューナーレステレビ」実際に試してメリットとデメリットを考えてみた
「地デジよりYouTubeやNetflix、プライムビデオなどネット動画ばかり見ている」という層から人気を集める「チューナーレステレビ」。そんなチューナーレステレビ人気に対して、「PCモニターにFireTVを追加すれば、チューナレステレビになるのでは?」という意見もあります。 【すべての画像を見る】 PCモニターなら画質スペックが高く、4Kモニターでも3万円程度から。4Kに対応したFireTVシリーズの人気モデル「Fire TV Stick 4K Max - Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属」(以下FireTV)はアマゾンの通常価格で6980円とお手頃なので、チューナーレステレビよりもコスパに優れた選択肢として考えられそうです。 そこで、4KのPCモニターとFireTVを組み合わせて、「PCモニター+FireTV=チューナーレステレビ」の環境を構築。実際に試して分かったメリットとデメリットを解説していきます。
■音と操作性にはデメリット多め?
「PCモニター+FireTV=チューナーレステレビ」の構築といっても、PCモニターとFireTVの接続には特別に難しい要素はありません。背面のHDMI端子にFireTVを接続して、FireTVのWi-Fi接続やAmazonアカウントの登録、YouTubeアプリへのGoogleアカウント登録、Netflixなどのサブスクのアカウント登録、TVerアプリ導入などセットアップをひと通り済せたら完成となります。 PCレスでネット動画を視聴するだけなら簡単過ぎて特別語ることはありません。ただ、実際に環境構築して使ってみたメリット・デメリットがあるので、そこをお伝えしていきます。
【メリット1】PCモニターなら20インチ台の小型サイズの選択肢が豊富
そもそもPCモニターとチューナーレステレビでは、中心となるサイズが違います。PCモニターは23~27V型が主流で、30V型オーバーは大きめという世界。これはデスクトップの距離でPC周りの環境向け。一方、チューナーレステレビは32~55V型クラス主流で、それ以下は小型サイズという世界です。チューナーレステレビはリビング環境向けですね。