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【特集】“神出鬼没”のパン店 伊那に移住の男性 製造も販売もすべて一人で 週に3回徹夜で作業

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NBS長野放送

特集は「神出鬼没のパン店」です。長野県伊那市に移住してきた47歳の男性が、店を構えず、場所を変えながら販売しています。作るのも、売るのも一人。「生真面目さ」がパンにも表れていて、地域ではかなりの人気です。 伊那市美篶のナイスロード沿いにある空き店舗。その軒先で売られているのは、パンです。「臨時のパン店」ですが、次々と客が訪れます。 客: 「結構おいしいという話で、通り過ぎたけどまた戻って来た」 「毎週来ています。母親がここの食パンじゃないと食べなくなっちゃって」 販売しているのは道守真悟さん(47)。モチっとした仕上がりの「角食パン」、季節の食材を混ぜた「ミニ食パン」など10種類ほどを並べています。 道守真悟さん: 「お友達に買ったりして広がっていてうれしい。徐々に手応えも感じている。頑張らなきゃと」 道守さんは店を構えず、2年前から週に3日場所を変えて販売しています。名付けて「神出鬼没!ミッチーぱん!」。販売方法だけでなく、実はパン作りの出発点も「独特」です。

名古屋市で生まれ育った道守さん。大学卒業後、トラック運転手として働き始めました。やがて、都会で働くことや生活することに疑問を抱くようになります。 道守真悟さん: 「会社勤めをして現金収入を得て、人が作った食べ物やサービスを消費して、生きる作業に直接関わらなくても生きていけることが、ずっとやっているとむなしくなってくる。生きているってなんなんだろうかなと、それが分からなくなってきて」 「生きる作業」を問い続けた道守さん。答えを探しに15年ほど前から伊那市で田舎暮らし体験に参加。おぼろげだった答えが、次第にはっきりしてきたと言います。 道守真悟さん: 「お腹が空くから食べ物を作る。畑を耕して作る。その工程を飛ばさずに自分で直接関わることが人にとって大事なのではと、通っているうちに整理がついてきて、言葉にも変換できるようになり、こういう所で暮らそうかなと6年前にここに来た」 自給自足の生活に憧れ、伊那市高遠町の黒沢集落に移住しました。

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