わが家の書斎は、家づくり4年後の今でも大満足。間取り、広さ…こだわったこと4つ
念願の書斎を手に入れた! そんなライターが、4年前のハウスメーカーとの家づくりを振り返ります。寝室から離れた間取りを採用して大正解。面積はわずか1.5畳でも、壁紙にこだわってすっかりお気に入りの場所に。居心地をよくする4つのポイントを語ります。 【2階の間取り図】書斎と寝室をここまで離した
新しい家の希望は書斎をつくること
筆者は4年前にハウスメーカーで、2階建ての家を建てました。この家に妻と2人の子どもの、4人で暮らしています。 延床面積は38坪。1階にはLDKと水回り、2階には洋室や寝室、そして書斎があります。 筆者が家づくりを始めてすぐに決めたことがあります。それは「書斎」をつくること。筆者の憧れでした。とはいうものの、これまで書斎のある家で暮らしたことはありません。全然使わない書斎にならないかという心配もありました。しかし、その心配は杞憂(きゆう)でした。 4年たった今も、書斎は居心地がよくて、お気に入りの場所です。こだわって正解だったと思う、4つのことを紹介します。
1.書斎はあえて寝室から離したので集中できる
わが家の書斎の満足度が高い理由のひとつが間取りです。間取りを検討中、ネットでよく目にしたのが、寝室の奥に書斎があるパターン。 この間取りのメリットは、プライベート感のある書斎になること。そして、書斎での作業後に、すぐに寝室で休めることでしょう。しかし、筆者は書斎をあえて寝室から離してつくりました。 なぜなら、同じ寝室を使う妻の睡眠をジャマしてしまうと思ったからです。夫婦で就寝時間が違うので、寝室のそばに書斎をつくれば、常に寝室に気をつかい、書斎を使わなくなる可能性が高いと判断。 今から思えば、この判断は正しかったと思います。 寝室から離したことで気兼ねなく書斎を使えますし、集中できます。家の2階の隅にあることでプライベート感もあります。
2.わずか1.5畳。隠れ家のような雰囲気で落ち着く
筆者宅の書斎は、幅170×奥行き140cmの1.5畳。狭い空間ですが、この狭さと家の隅につくったことで、隠れ家のような雰囲気があります。 「いくら雰囲気がよくても、1.5畳だと狭くて使いにくいのでは?」と思われるかもしれません。しかし、筆者が不便に感じたことはありません。 そもそも、筆者が書斎でやりたかったのは読書や、ちょっとした作業といったデスクワーク。そのため、1.5畳という狭い空間であっても、なにも問題ありませんでした。むしろ、1.5畳という狭さが、書斎を落ち着きある空間にしてくれています。 たとえば「趣味のものをたくさん置きたい!」という方には、1.5畳の書斎は不向きかもしれません。しかし筆者と同じ用途で書斎を考えている方なら、あえて1.5畳にするのもアリだと思います。