コカ・コーラ恒例のホリデーCM。今年は、ほっこりどころか賛否両論
AI広告という先入観が悪印象を与える?
広告やマーケティングを扱うメディアであるThe Drumによると「広告がAIで作成された」と知らずにCMを見せると、この広告に好感を抱く人が多いと言います。 また、The Drumは以下のようにも語ります。 コカ・コーラのCMに対する人々の反応を調査しました。通常の調査と違う点は、視聴者に『AI広告である』ということや『過去のCMと比べてみて』などと言わなかった点です。 調査の結果、そのような先入観がないと、CMの効果は非常に高いことがわかりました。その結果は歴代クリスマス・キャラバンの広告を凌駕するほどでした 結局のところ、企業が気にするのは利益であり、生成AIはより早くより安価に広告製作を可能にするポテンシャルを秘めています。 過去のやり方でクリスマス・キャラバンのCMを作るには、スタッフ、演者、運転手、その他数百人の人員が必要でした。しかし、今回の広告では一部の俳優の肖像権をライセンス契約すれば、あとの作業はコンピューターで完結。過去のやり方に比べ、かかる労力は大幅に減少しています。 クリスマスシーズンに、AIがホリデーCMを台無しにしたと論争する人々。これがAI時代です。
カタヤママコト