「豪州サッカーは低レベル」ボルトの衝撃発言に“本田圭佑より点を決めたら坊主”宣言をした現地ジャーナリストが痛烈皮肉!
「何が凄いって、レベルが低かったにもかかわらず…」
ウサイン・ボルト氏の衝撃発言に、因縁の女性ジャーナリストが噛みついた。英メディア『SPORT BIBLE』が7月5日付けで伝えている。 【動画】DFを背負いながら、角度のないところから左足一閃!世界に衝撃を与えたボルトのテストマッチでのゴール オリンピックで8個の金メダルを獲得したジャマイカの英雄は、陸上競技引退後の2018年、プロサッカー選手になる夢を叶えるために、オーストラリア・リーグのセントラルコースト・マリナーズに練習生として加入。FWとして先発したテストマッチでは2ゴールを奪い、鮮烈なアピールを見せるも、給与など条件面で折り合わず、本契約には至らなかった。 それから4年、35歳となったボルト氏は、サッカーのチャリティーマッチに参加した際にインタビューに対応。当時を振り返り、「私は最初に間違いを犯したと思う。陸上競技を引退したとき、メディアに取り上げられるからヨーロッパにいたくなかったんだ。それでオーストラリアに行ったんだけど、そこのサッカーのレベルは高くなかった。ヨーロッパに残れば良かったよ」とコメントしていた。 当然、リスペクトに欠けた発言はたちまち炎上するなか、ツイッターで痛烈に皮肉ったのが、オーストラリアのサッカージャーナリスト、ルーシー・ゼリック氏だ。 このゼリック氏といえば、ボルト氏がAリーグに挑戦したときも現地メディア『The World Game』のライブストリームで、ちょうど同時期にメルボルン・ビクトリーでプレーしていた本田圭佑を絡め、こう言い放っていた。 「もしウサイン・ボルトがAリーグの試合に出場し、シーズン終了時、絶対的なレジェンドであるケイスケ・ホンダよりも多くのゴールを決めていたら、私は自分の頭を丸めるわ」 ただ結局、本田が2018-19シーズンに18試合で7ゴールを決めたのに対し、ボルト氏は公式戦の出場はゼロで終わり、彼女が坊主になることはなかった。 そして、今回の“物言い”だ。ゼリック氏は黙っていられなかったようで、ボルト氏のインタビュー動画を引用のうえ、以下のように綴っている。 「何が凄いって、『オーストラリアのレベルが低かった』にもかかわらず、ボルトはここでもヨーロッパでも、どこでもプロ契約を結べなかったということね。思い出アルバムを見るのが楽しみだわ…」 陸上では数々の世界記録を打ち立てたボルト氏だが、サッカーの思い出は苦いものばかりだろう。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部