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なんで?? イメージ? 性能?? 日本でドイツ車は売れるけどフランス車は売れない謎

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ベストカーWeb

    ここ数年、日本市場でフランス車の人気が上がってきているのはご存じだろうか。ドイツ系メーカーたちの新車登録台数が横ばい状態にあるのに対し、フランス系メーカーは、緩やかな右肩上がりで、新車登録台数を増加させているのだ(ソース:JAIA(日本自動車輸入組合)の統計データ)。 【画像ギャラリー】実は隠れた名車!! おススメのフランス車をギャラリーでチェック!    とはいえ、輸入車全体に対しては、ドイツ系メーカーの方が圧倒的にシェアは大きく、フランス系メーカーはまだまだ少数派だ。   フランス車は、デザインが独特で、お洒落な雰囲気を持ち、そしてドイツ車よりも安いなど、長所だらけに見えるのだが、なぜ日本では、ドイツ車の陰に隠れたままなのだろうか。  文:吉川賢一/写真:PEUGEOT、VW、BMW、Fiat、ベストカー編集部

フランス車の魅力は、「デザイン」と「走りの良さ」

    「フランス車は壊れやすい」などと言われていたのは、今は昔。現代のフランス車において、そんなことは全くない。もちろん多少の初期不良はあるが、それは国産車でも、ドイツ車でも同じく起きうる現象であり、昨今のフランス車は、国産車並みの信頼性の高さを誇っている。   ここで、なぜ日本国内で、フランス車が苦戦しているのかを考察するため、フランス車の魅力を振り返っておこうと思う。   筆者の考えるフランス車の魅力は2つある。ひとつめは、日本車にはない華やかでポップなデザインやカラーだ。ライトブルーやイエローといった、原色に近い艶やかなボディカラーは、少し前の日本車やドイツ車では、ほとんど見ることができなかった。   しかし昨今、メルセデスやBMW、フォルクスワーゲンからも、ポップなボディカラーをまとったコンパクトカーが出ている。若々しい色味で、ブランドのイメージを変えるには、うってつけだ。これらは、フランス車が使ったカラーを参考に、導入したのではないか、と考えられる。   ふたつめは、乗り心地の良さだ。アウトバーンを200km/hで飛ばすことにも耐えうるドイツ車とは異なり、フランス車は、多少道が荒れていても、衝撃をいなしながら、ぐいぐいと前へ突き進む足回りを持っている。これが日本の道路環境にも適しているのだ。   一時期は、フランス車も、ドイツ車並みのダンピングが効いた、引き締まった足回りになったことがあったが、昨今はまた、かつての乗り味を取り戻すクルマが増えているように思える。プジョー308など、コーナーでは深めのロールをしながらも、地面をつかんで離さない走りの良さは、現代の「猫足」といえる。

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