「名前は本名?」「誰が名付けたの?」と…芸人・内田べえた(27)が明かす、珍しい名前への想い
芸歴4年にもかかわらず、多くのメディアに出演し、脱力系男女コンビとして話題の「人間横丁」の内田紅多(うちだ・べえた)さん。 【画像】名前で得をしてきた内田べえたの撮り下ろしグラビア写真を全部見る 母親が名付けた「紅多」という珍しい名前から、学生時代には名前でいじられたこともあるという。そんな内田さんに、名付けの背景や名前で嫌だったこと、芸人になったきっかけについて聞きました。(全2回の1回目/ 続きを読む ) ◆◆◆
「名前を覚えてもらいやすいのでラッキーだなって」
――名前の由来は何でしょうか。 内田 ギリシャ文字みたいです。兄は、αにちなんで在波(あるは)と名付けていて。プラスαみたいに未知数の可能性を、という意味らしくて。それなら次に生まれた子は、β(ベータ)かなと。 ただ女の子なので、名前の最後が「た」で終わるのに躊躇していたらしいんですけど、生まれてきた私の顔を見て、この子は「べえた」だと直感で決めたみたいです。 ――漢字はどのように決めたのですか。 内田 母が幼少期、女の子らしいことをあまりしてもらえなかったみたいで、娘は女の子らしくできるように、「紅」が多くなりますように、という意味で「紅多(べえた)」になりました。 ――自分の名前を意識し始めたのはいつごろですか。 内田 小学生の時、あまりない名前なのかなという自覚が芽生えてきました。兄弟もみんな変わっている名前だったので、よく名前の由来を聞かれることもありました。 でも名前について嫌だなと思ったことは全然なくて。むしろ名前を覚えてもらいやすいのでラッキーだなって。 ――たしかに一度聞いたら忘れられなさそうですよね。 内田 それに話のきっかけになるんですよ。コミュニケーションがそこまで得意ではなかったけど、「名前、本名?」とか「誰が名付けたの?」とか聞かれて、そこから話が盛り上がったり。先生や友達はみんなすぐに覚えてくれました。 ただ、ギリシャ文字が由来だと話すと、「両親は科学者なの?」とか「数学者?」って聞かれて、すごく頭のいい家系だと思われてしまうので(笑)。そういうイメージを持たれやすいですね。