セブン金のシリーズ初の肉まん 横浜中華街の老舗で人気の1200円商品と「遜色ない味わい」 割ると一目瞭然のふかひれがウリ
IYによると、肉まん市場はコロナ禍になった2020年に急拡大。手軽に食べられるものとしてリモートワーク時などの間食需要を獲得して喫食シーンを拡大。売上規模も秋冬商材のレベルから年間商材のレベルに達し成長を遂げる。 温度帯としては、家庭の冷蔵庫のスペースに限りがあることを背景に、複数個入りの常温商品が売れ筋となっている。 20年から23年まで拡大の一途を辿り、人流回復が本格化した24年は外食需要の復活もあり伸びが鈍化。ただし20年以前と比べると高水準を維持している。 複数個の買い置きニーズが弱まる一方、今後拡大を見込むのは個食のプレミアムタイプ。 「江戸清金の肉まん」は、江戸清商品と比べれば値頃感を打ち出したものとなるが、小売市場では高付加価値商品となる。 木間さんは「チルド売場の肉まんの価格帯をみると200円台前半が平均。今回、398円の価格帯で、さらに他のプレイヤーがほとんどいない中、差別化できた商品を販売することで集客アップにつなげていきたい」と意欲をのぞかせる。