3大メガバンクの一角をなす、三井住友銀行の給料はどのくらいか
シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきましょう。今回は都市銀行の一つである三井住友銀行です。
三井住友銀行の従業員数は何人か
有価証券報告書の提出会社(単体)の従業員数は2020年3月31日時点で2万7957名。単体で2万7000人以上の従業員数がいます。単体のセグメント別従業員数は以下の通りです。 ・ホールセール部門:5367名 ・リテール部門:1万3658名 ・国際部門:4962名 ・市場営業部門:538名 ・本社管理:3432名 また、連結の従業員数は5万7961名。セグメントごとの内訳は以下の通りです。 ・ホールセール部門:5766名 ・リテール部門:1万3949名 ・国際部門:2万9022名 ・市場営業部門:538名 ・本社管理:8686名
過去5年の業績動向
三井住友銀行(連結)の業績推移についても見ておきましょう。 まず、連結経常収益ですが、過去5年をみると、2016年3月期は3兆590億円、2017年3月期は3兆144億円でしたが、その後は増収が続き、2020年3月期には3兆4690億円となっています。 また、連結経常利益については、2016年3月期は9303億円、2017年3月期は8294億円、2018年3月期は9327億円でしたが、その後は減益傾向にあり、2020年3月期には7704億円にまで減少しています。 投資家が重視する「ボトムライン」でもある親会社株主に帰属する当期純利益は、2016年3月期は6801億円、2017年3月期は5431億円、2018年3月期は6275億円でしたが、その後は減益傾向で、2020年3月期には5177億円となっています。
三井住友銀行の平均年間給与はいくらか
それでは最後に、気になる三井住友銀行の給与と従業員の年齢、勤続年数などを見ていきましょう。 三井住友銀行(提出会社)の2020年3月31日時点での平均年間給与は828.6万円と800万円を超えています。また、従業員の平均年齢は37歳4ヶ月で30歳を上回っています。平均勤続年数は14年0ヶ月となっています。