坂東龍汰、三浦貴大、吉岡秀隆がさすがの存在感! 松坂桃李主演『雪の花』場面写真解禁
松坂桃李が主演を務め、芳根京子、役所広司が共演する映画『雪の花 ―ともに在りて―』より、疫病に立ち向かう主人公・笠原良策(松坂)を支える3人の重要人物、半井元沖(三浦貴大)、日野桂州(坂東龍汰)、大武了玄(吉岡秀隆)を捉えた新場面写真が解禁された。 【写真】小泉組の常連・吉岡秀隆が松坂桃李演じる良策に影響を与える町医者・大武了玄に 吉村昭の小説『雪の花』を小泉堯史監督が実写化する本作は、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の実話を描く本格時代劇。 江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われていることを知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、さまざまな困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志は、やがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか―? 笠原良策役には松坂桃李。使命感にあふれる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品を牽引する。そして良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉役を役所広司が演じる。 今回解禁されたのは、主人公の町医者・笠原良策(松坂)を支える3人の人物、福井藩の藩医・半井元沖(三浦貴大)、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所)の息子・日野桂州(坂東龍汰)、そして福井藩の隣、大聖寺藩の町医者・大武了玄(吉岡秀隆)の場面写真。 死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようと奮闘する。良策と同じ福井藩の藩医である半井元沖(三浦)と良策は、度々お互いの相談にのる間柄。元沖は、良策から「蘭方を学びたい」という相談を受けると、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)を紹介する。さらに、良策が疱瘡の予防法となる「種痘の苗」を海外から取り寄せる際に、幕府の側近の医者(おさじ)である自身の身分を利用して、良策が作成した嘆願書を幕府に提案するなど、良策を熱心に支える。 そんな元沖を演じた三浦は「小泉組はまさに職人たちの集まりで、そこに身を置けたことを光栄に思います」とコメント。良策を演じた松坂について「役柄に対する真っ直ぐな眼差しに、同じ役者として身が引き締まりました」と印象を語っている。 良策は治療法を求め、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所)の塾で日々塾生たちと共に学ぶが、そこでは鼎哉の息子・桂州も共に学んでいた。そんな桂州を演じたのは、坂東龍汰。今年だけで『ライオンの隠れ家』(TBS)ほか3本の連続ドラマに出演し、10月に公開されたアニメーション映画『ふれる。』では声優に挑戦するなど活躍中だが、小泉組には前作『峠 最後のサムライ』以来、2回目の参加となる。 坂東は「2度目の小泉組、また参加させて頂き本当に嬉しかったです。静かに流れる現場の空気と監督のお人柄の滲み出る撮影現場でまた一つ貴重な経験をさせて頂きました。フイルムでの撮影はやはり、気が引き締まりました」とコメント。松坂については「松坂桃李さんとはドラマで共演させて頂いた以来だったので久しぶりにお会いできて嬉しかったです。佇まいがとにかく素敵でかっこよくて、こんな人になるべく真っ直ぐに生きようと思いました」と尊敬の眼差しを見せた。 そして、良策が蘭方を学ぶきっかけとなった人物、大聖寺藩の町医者・大武了玄役には、『雨あがる』以来小泉作品に多数出演している吉岡秀隆。吉岡といえば主演作のドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(フジテレビ系)で演じた“コトー先生”の印象が強いが、本作では西洋医学(蘭方)の大切さを熱弁し、良策の路を照らす了玄医師を存在感たっぷりに演じている。 「人々を救いたい」という信念を胸に突き進む良策を応援し、手助けするキャラクターにふんした3人の熱演ぶりをスクリーンで確認したい。 映画『雪の花 ―ともに在りて―』は、2025年1月24日より全国公開。