中村吉右衛門、舞台を休演 当面治療に専念
歌舞伎俳優で人間国宝の中村吉右衛門さんが、『七月大歌舞伎』を休演することを、松竹が1日発表しました。 吉右衛門さんは、3月下旬、都内のホテルで体調不良を訴え、救急搬送され、急性の心臓発作により病院で治療を行っていました。舞台復帰を目指し都内の病院で療養に専念していましたが、その後の経過観察及び医師による診察などを総合的に協議した結果、7月以降も引き続き、治療に専念することが必要とのことで舞台を休演することになりました。 また出演を予定していた歌舞伎座「七月大歌舞伎」第二部『御存鈴ヶ森』(ごぞんじ すずがもり)幡随院長兵衛役は吉右衛門さんと偶数日の出演となっていた中村錦之助さんが全日程を勤めます。