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緊急事態宣言の週末…人影が消えた街では 静岡県

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静岡朝日テレビ

新型コロナウイルスは感染拡大が止まらず、先週、緊急事態宣言の対象が静岡県を含む全国に広げられました。その最初の週末、静岡市の街からは人影が消えました。 ●難波亮太記者 「緊急事態宣言が出されて初の週末金曜日午後8時です。静岡市の繁華街、人はほとんど歩いていません」 普段は多くの人が集まる金曜夜の中心市街地。しかし、この日は午後8時を回っても人はまばらです。休業する店もある中、こちらの飲食店は、たった一人の常連客相手に営業していました。 ●ラクレット&肉バルハイジ 佐藤亮一代表 「きょうに限らずコロナが騒がれてからは、きょう金曜日ですけど、なかなか苦しい営業が続いてますね」 緊急事態宣言で一段と広がる外出自粛の動き。それでも、休業に踏み切れない理由があるといいます。 ●佐藤代表 「常連のお客さんのことを考えると、なかなか簡単に閉める判断というのはいかないですかね/補償の部分が明確に出れば英断(営業自粛決断)にも踏み切りやすいかなと思いますけど」 休業と切り離せない補償の問題。川勝知事が休業要請を見送り、市や町が行う休業補償を助成する考えを示したことに居酒屋やナイトクラブは。 ●府中かしわで 市川岩生代表 「テナント料をどう捻出していくのかはとても大きな課題/賃料の全てとは言わないが何割か補償してもらえると皆さん動きやすくなる」 ●クラブエリーゼ 鈴木智幸さん 「補償が仮に出たとしても従業員一人一人が生活できるほどではないと思うので、補償が出たとしても自分自身はあまり変わらないと思う」 ●難波亮太記者 「午前10時のJR静岡駅です。駅の構内がらんとしています。そして駅に併設されているこちらの商業施設、きょうから全店休業になっています」 朝から荒れ模様となったおとといの土曜日。その影響も重なったからなのか JR静岡駅も人の流れがほとんどありません。NTTドコモの調査によりますと、きのう午後3時時点で静岡駅の人出は感染拡大前の平均と比べて62.5%減りました。 ●浜松市の税理士の男性 「一車両、私を入れて2人しかいませんでした。自由席ですけども」 新静岡セノバは、生活必需品を販売するスーパーなどを除き、来月6日までの休館を決めました。普段の土曜日は人をよけながら渡るセノバ近くの横断歩道もご覧の通りです。 ●63歳 静岡市民男性 「本当に本当の本当に、人通り少なくなった」 土曜日は歩行者天国となる呉服町商店街。大型商業施設の休業でにぎわいを失いました。 ●刃物店店主 「半分ぐらいシャッターなっちゃってるし寂しいことは寂しいですよね/地元の店だから地元の人が最後まで地元守るためには開けなきゃいけないだろうなと僕らは思っている」 休日は県内外からの観光客で賑わう沼津港も様変わりしました。 ●杉澤洋佑記者 「日曜日の沼津港。いつもに比べると極端にお客さんの数は少ないんですが、こちら、駐車場を見てみますと関東圏ナンバーの車が多く目立ちます。」 駐車場で目立つのは品川や横浜といった首都圏のナンバー。沼津港で働く人たちは異変に気付いたといいます。 ◆眞鯛・八木公也さん 「大手のお店も休みになっちゃっているので、逆にこっちに人が流れてきてるのかなと。僕ら飲食店としては人は来てほしいですけど、ちょっと怖さっていうのはありますよね。」 こちらの店が扱うのは鮮度が売りの魚介類。休業中の悩みは切実です。 ◆沼津我入道漁協即売所 竹内将人店長 「商品はどんどん悪くなっていく一方で、最後は正直な話、廃棄っていう形になるかと思いますので、店を閉めて売り上げがなく、商品を廃棄するっていうすごく痛いところですね」 緊急事態宣言が出て初めての週末。街は日常を失い先が見えない不安が広がっていました。