【中山金杯追い切り】連覇狙うリカンカブールは坂路で好タイム 田中克典調教師「メイチの仕上げで」
[GⅢ中山金杯=2025年1月5日(日曜)中山競馬場、芝内2000メートル(4歳上)] 連覇を狙って、文句なしの態勢が敷かれている。リカンカブール(牡6・田中克=馬齢は新年度の表記)は31日、栗東坂路で4ハロン51・5秒-12・2秒の好時計をマーク。力強いフットワークで急勾配を駆け上がり、最後はトーラスシャイン(2勝クラス)と同時入線を果たした。 見届けた田中克調教師は「良かったですね、動きは。攻め駆けする相手に、しっかりと負荷をかけられました。ここは目標だった一戦ですし、メイチの仕上げで臨みますよ」と自信の口ぶりで万全の状態を伝えた。 前走のGⅡオールカマーは3着。先行策からしぶとく粘り込む形で好走した。中山コースでは3戦2勝と、とにかく水が合う。 開業4年目でJRA通算100勝を達成した気鋭のトレーナーは「前回もいい内容でしたね。いい走りでした。(中山での好成績は)器用さ、機動力があるからでしょうかね。何とかこの条件でもう一度、重賞を取ってほしいと思っています」と2年連続の好発進を意識している。
東スポ競馬編集部