<全豪テニス>大会ダークホースは錦織よりも大坂なおみ 海外メディア予想
「大坂なおみは見るべき選手だと思う。組み合わせを見ても予想がつかない。下位シードやシード外の選手の中にはここ数年メルボルンで成功している選手がいる。19歳の大坂はこのツアーで才能があり、未来の明るい若手。彼女は去年3つのグランドスラムで3回戦まで勝ち進み、世界ランキングが40位に急騰した(現在47位)。彼女は一回戦で勝ったら、2回戦でコンタと当たることが予想され、タフなマッチアップとなる。でも彼女が2回戦の壁を突破するチャンスはある」と、期待を寄せた。 またYahoo!のシンガポール版では、2013年ウィンブルドン選手権での覇者マリオン・バルトリにインタビューした記事を掲載。同記事中でバルトリは、2017年のテニス界を「変化の年」とし、若手が女子テニスのトップ10に食い込んでくることを予想した。 その中でバルトリは、その成長の期待できる選手として3人の名前を挙げた。一人は世界ランク26位のダリア・カサトキナ。もう一人が世界20位のキャロライン・ウォズニアッキ、そして3人目が大坂だった。 「大坂なおみは、非常にいいプレーをするようになってきた。特に2016年の終盤。(東レパンパシフィック2016女子シングルスで)彼女がウォズニアッキに敗れた時は、とてもいいプレーをしていた」と、決勝で敗戦しながらも健闘した同大会で大坂に強い印象を受けた様子。昨年のWTAニューカマー・オブ・ザ・イヤー(最優秀新人賞)に輝いた大坂の将来を楽しみにしていた。