「赤べこ」で再注目 本郷焼の会津弁マグカップ 「コロナ疲れ」の癒やしに
ユーモラスな赤べこと、会津弁の応援の言葉が描かれた会津本郷焼のマグカップ「がんばるべこ」が誕生から九年を経て、改めて話題となっている。会津美里町の会津本郷焼窯元・流紋焼が制作している。 東日本大震災の復興を後押ししようと、二〇一二(平成二十四)年から販売している。二本足でガッツポーズをする赤べこが、会津弁で「さすけねぇ」や「のんびりいくべぇ」などと応援している。 疫病よけの言い伝えがある赤べこの絵と頑張りすぎない応援の言葉が、新型コロナウイルス感染拡大による「コロナ疲れ」の癒やしとなっている。マグカップは二千円(税込み)。流紋焼の弓田修司社長は「牛のようにどっしり構え、皆で苦境を乗り越えたい」と話している。 問い合わせは流紋焼 電話0242(56)2221へ。