滑らさんど~受験生 あいの風鉄道が来月お守り配布
あいの風とやま鉄道は11日、高岡市末広町の高岡関野神社で、列車の滑り止め用の砂を使ったお守り「すべらサンド」を作った。「滑らさんぞ」の語呂合わせで縁起を担ぎ、受験生向けのお守りとして来年1月8日に富山県内9駅で計1800個を配布する。 お守りは毎年製作している。同神社の酒井晶正禰宜(ねぎ)が砂をおはらいし、同社の藤井敏明運輸部担当部長らが玉串をささげた。 社員4人が金色のスプーンを使い、清めた砂を袋に丁寧に詰めた。高岡駅駅員の石畠花奈さん(19)は「新型コロナウイルスで不安な状況が続くが、当日は落ち着いて頑張ってほしい」と話した。 お守りは1月8日午前7時半から富山、高岡、小杉、石動、滑川、魚津、黒部、入善、泊の各駅で無料配布する。